その瞳は誰を見てるの?
第9章 その瞳は誰を見てるの? 9
素直にそのまま受け止め、素直に声を聞かせてくれるあなた。
どうする?
もうすぐ"アナタ"まで下りていくよ。
舐めて欲しいでしょ…?
そっと先端だけを?
それとも深く貪るように?
下腹部辺りをゆるゆると愛撫したまま、上目使いで智と瞳を合わせる。
「あ……っん……しょお………焦らさないで……」
「シテ欲しい……?」
「ん………シ…テ………っ」
「ココに……?」
そう言ってアナタをそっと握った。
「んあっっ……そぉ…ソコ………」
腰が跳ねる。
はぁ……あなたのその声反則。
オレのソコだって…もう………
「智く…ん……舐めて…あげる………」
握ったまま先端に口づける。
そのまま唇を滑らすようにアナタを飲み込む。
喉の奥まで含み先端を締め付けるように蠢かす。
どう?
いい?
返事はいらない。
アナタの変化でわかるから。
「しょ……お……凄い……あっ…ソコ……」
黙って舐め続ける。
「ふっ……ぅん……おいら……ばっか……あっ……しょお…く…んっ……しょおぉ………っ」
そう。
俺の髪をぐしゃぐしゃにしてさ。
そんなにイイんだ。
俺のクチ……はぁ……智タマラナイよ……
空いている手で自分のモノに触れる。
はち切れないか?コレ……
先端を握り、溢れ出た蜜を指先と掌で拭う。
やべ……止まらないや。
潤と使ったローションは手にしたくない。
だから丁度いい。
俺の蜜でたっぷり蕩けさせてあげるから。