テキストサイズ

俺のこと犯してもいいよ?

第5章 友達

「っ黙れ…」


「…あぁーもういいわ。無理矢理連れてく。お前覚えとけよ?どんだけ謝っても許してやんねぇから」


髪の毛を掴まれ、俺は抵抗する間も無く門の中へと連れ込まれた。



「何であたしが怒ってるか分かる?」


「…知らない」


「あ?」


髪の毛を掴んでいた手に力を込めると顔を上に向かされた。


「っ…分かんない、ですっ」


「お前頭ん中もクソなのかよ。お前、最近どこに泊まってる?」


そこでようやく何故こいつがこんなに怒っているのかを悟った。


…嘘ついた方がいいよな。後で何されるか分かんねぇけど…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ