欲望ベイベー
第4章 甘々エッチ。
A side
お疲れ様でしたーっ!!
スタッフに挨拶をして、全力疾走。
1秒でも早く帰りたい。
A「にのちゃん起きてますように!」
昼間の感じからして、甘えモードMAXのにのはたぶん待ってくれてると思うけど・・・
寂しがってると聞いた時は、正直ドキっとした。
最近、やたらと仕事が忙しくてにのとユックリ過ごす時間は確かに減っていたから。
マネージャーににのん家で降ろしてもらうと、再び全力疾走で部屋まで向かった。
冬なのにあっちー!!
何で俺ってこんな代謝良いのかな。
汗だくになってインターホンを鳴らす。
『はーいっ!』
ああ、可愛い声!!
玄関のドアを開けてくれたにのは、
俺好みの大きめスウェットを着てニッコリ笑っている。
A「ただいまにのちゃん♡」
ぎゅうっと抱きつくと、にのの甘い匂いがしてキュンとなった。
N「ふふっ、おかえりなさい♡
すごい汗だくじゃん。」
A「あ、ゴメン!」
もうお風呂を済ませているにのに汗だくで抱きつくのは申し訳ない。
そっと離そうとしたのに、俺の背中にまわした腕に力を入れて剥がれないにの。
N「俺相葉さんの汗のニオイ好きだもん。」
A「ええ?!」
俺の首筋に顔を埋めてクンクンしてくるので、焦る。
そんな事されたら今すぐココで押し倒したくなるんだけど!
N「ねぇ、あいばさん・・・シよ?」
潤んだ瞳で、コテンと首を傾げて俺を見つめるにの。
俺、ホントに背高くて良かったと思う。
いつでも上目遣いの可愛いにのを見れるんだもん。
それに・・・
N「ねぇってばぁ・・・
コレ欲しいの。」
黙ったままの俺に焦れて、少し口を尖らせて拗ねる表情が可愛い。
にのの丸っこい可愛い手は、俺のモノを撫でていやらしく動く。
俺を欲しがるにのは超エロい。