欲望ベイベー
第22章 エッチな花嫁。
A side
N「相葉さん!!」
S「しょおくん!!」
SA「「へ?!」」
可愛い言い争いをしていた2人の矛先がいきなり俺たちに向いた。
俺の胸に飛び込むように駆け寄ってきたにのが、拗ねた表情で俺を見上げる。
N「ねぇ、愛してる以外の最高の愛の言葉ってなに?!」
A「・・・ええ?!」
N「潤くんが、俺より自分のが愛されてるとか言うの〜!
俺だよね?
相葉さん、俺の事超愛してるもんね?」
A「も、もちろん!超愛してるよ!
でも松潤と翔ちゃんだって・・・」
N「イヤ!!」
A「ええ?!」
N「世界で1番愛されてなきゃイヤ。
相葉さん、翔さんに負けないで〜!!」
A「ちょ、に、にの!!」
ガクガクと首を揺さぶられながら、笑いがこみ上げるのを必死に我慢する。
すっごい事言うよね、俺のお姫様は。
世界で1番愛されてなきゃイヤって・・・
にのにしか言えない言葉だよ。笑
チラリと横目で翔ちゃんの方を見ると、同じように松潤に詰め寄られて困っている。
あっちの姫も手強そうだ。笑
まぁ、昔から俺らはこの2人に弱いから今に始まった事じゃないんだけど。
N「ねぇ、相葉さんたら!!
聞いてる?!」
A「聞いてるよ?
愛してる以外の最高の愛の言葉かぁ・・・
一緒に考えようよ。」
N「え?」
A「今夜、ベッドの上で・・・」
N「ひゃっ、」
囁きながら耳をペロっと舐めると、可愛い声をあげて俺にしがみついてくる。
A「さぁ、今夜はどうしようか。
優しくされたい?
それとも・・・」
にのを見下ろしながらニッコリ笑ってやる。
途端に潤み出したにのの瞳が、俺の心をざわつかせた。
この、か弱そうに見えてしっかり欲望を孕んでる瞳がすごく好きだ。