欲望ベイベー
第23章 愛ある変態エッチを。
A side
N「・・・はっくちゅん!」
A「なにその可愛いクシャミ!!」
ってそうじゃない!!
調子乗って玄関でヤりすぎた。
冷たい床でのエッチで、にのちゃんが風邪引いたら大変だ!!
A「お風呂行こ!!」
N「・・・お風呂でも、」
A「ん?」
お姫様抱っこをすると、にのが俺の首にきゅっと抱き付いた。
N「お風呂でも、甘い言葉ちょーだい・・・?
欲しがった分だけくれるんでしょ?」
A「・・・くふふ、」
俺の奥さんは欲深い。
A「にのって、やっぱ面倒くさいね♡」
むっと可愛く口を尖らせる、そのあざとい仕草も含めて。
うん、にのは面倒くさいタイプだ。
A「俺だけだよ、にのの相手を出来る男は・・・♡」
N「・・・そうかもね。
俺のワガママを尻尾振って喜んで叶えてくれる変態は・・・
あなただけかもね?」
A「にのが笑ってくれるなら、なんだってするよ。」
N「・・・・・」
A「今キュンとした?」
N「ばか。」
A「はいはい。」
N「・・・キスして。」
A「くふふ、はいはい。」
結局、お風呂場で甘い言葉を囁く事はなかった。
お湯を溜めながら、熱いシャワーでびしょ濡れになってキスをして。
体を洗ってる時も、湯船の中でも、夢中になってキスをしていたから。
にのの事しか考えてなかったと言いたい所だけど・・・
うっかり濡らしてしまったヴェールを、
やっぱり買い取りだな、なんて・・・
次はいつつけてくれるだろう、なんて考えてた事は、にのちゃんには内緒♡