かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第27章 飛べない鳥・・・
『マリア・・・?わかるのか!?』
『うん・・・、・・・私』
『ははっ・・・マリア、良かった!』
俺は思わずマリアを抱き締めた
『ゆぅちゃん・・・私』
起き上がろうとするマリア
おいおい・・・そりゃダメだぜ(苦笑)
『マリア…無茶がすぎるぜ?
医者・・・呼んでくるから』
『待って・・・ゆぅちゃん』
『なんだよ(笑)先生呼んでくるだけ…』
『まだ・・・、・・・いて?』
『・・・。ふふっ・・・うん』
『ゆぅちゃん・・・ケガ…してない
良かった・・・』
『マリア…いい加減怒るぜ?(笑)
人の心配してる場合じゃねぇぞ?』
『ふふ・・・〃お互い様〃だよ
私も・・・しぶといね(苦笑)』
『しぶとくいてくんなきゃ
たまんねぇよ・・・バカヤロ』
〃死なれたら…たまんねぇよ〃
マリアは言葉も・・・記憶も
しっかりしている
俺は・・・転勤だろうがクビだろうが
なんだって
なんでも良い
全て、どうでも良くなるくらい
嬉しかった
『ん・・・』
『おい・・・マリア』
少し遠くを見ながら
モゾモゾと起きようとするマリア
俺はベットを動かして
ほんの少しだけ
マリアの上体を起こしてやった
『医者に怒られんぞ?(笑)
しばらく安静にしてな』
『ねぇ・・・ゆぅちゃん・・・脚』
『あっ・・・わりぃっ!!』
さりげにベットに腰かけて
マリアの脚を踏んでた??
やべぇ・・・
『ん・・・~~…』
『ごめんなマリア!?痛かったろ!?』
『ううん・・・痛くない』
『良かった…』
『何も・・・感じない』
『え・・・?』
『動かない・・・。・・・私』
『・・・』
『私・・・もしかして
歩けなく・・・なっちゃった・・・・?』
『うん・・・、・・・私』
『ははっ・・・マリア、良かった!』
俺は思わずマリアを抱き締めた
『ゆぅちゃん・・・私』
起き上がろうとするマリア
おいおい・・・そりゃダメだぜ(苦笑)
『マリア…無茶がすぎるぜ?
医者・・・呼んでくるから』
『待って・・・ゆぅちゃん』
『なんだよ(笑)先生呼んでくるだけ…』
『まだ・・・、・・・いて?』
『・・・。ふふっ・・・うん』
『ゆぅちゃん・・・ケガ…してない
良かった・・・』
『マリア…いい加減怒るぜ?(笑)
人の心配してる場合じゃねぇぞ?』
『ふふ・・・〃お互い様〃だよ
私も・・・しぶといね(苦笑)』
『しぶとくいてくんなきゃ
たまんねぇよ・・・バカヤロ』
〃死なれたら…たまんねぇよ〃
マリアは言葉も・・・記憶も
しっかりしている
俺は・・・転勤だろうがクビだろうが
なんだって
なんでも良い
全て、どうでも良くなるくらい
嬉しかった
『ん・・・』
『おい・・・マリア』
少し遠くを見ながら
モゾモゾと起きようとするマリア
俺はベットを動かして
ほんの少しだけ
マリアの上体を起こしてやった
『医者に怒られんぞ?(笑)
しばらく安静にしてな』
『ねぇ・・・ゆぅちゃん・・・脚』
『あっ・・・わりぃっ!!』
さりげにベットに腰かけて
マリアの脚を踏んでた??
やべぇ・・・
『ん・・・~~…』
『ごめんなマリア!?痛かったろ!?』
『ううん・・・痛くない』
『良かった…』
『何も・・・感じない』
『え・・・?』
『動かない・・・。・・・私』
『・・・』
『私・・・もしかして
歩けなく・・・なっちゃった・・・・?』