
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第5章 指定避難所だから・・・
『つぅか…なんであり得ねぇ年齢から
逆サバしてくんだよ?アレ?(苦笑)』
『んふ……キミみたいに
〃はいはい、で?ホントは?〃
って言う人がいるからでしょぉ?』
『・・・?』
『高めに言って、下げてって
なるべく早く実年齢に辿り着いて
もらうの。』
『なるほど?』
『言っても言っても信じなくて
証明書みて
〃えっ?こんな年とってるの?〃
とかさ・・・アレ。口に出す?(笑)
地味に傷つくんだから』
『・・・』
『警察とか、散々あった。
夜にちょっとコンビニ行っただけで
身分証ないとすぐ連れていかれたり
参っちゃったもんだよ』
『マジか・・・』
でも、俺も例外じゃないっていう(苦笑)
『私は・・・残念ながら
あんま良い思いしてないかも(苦笑)
まぁ、人それぞれ…だよ。
でも、みんな平等に年取ってくし?
いずれ気にならなくなると思うから
言うほど気にしたりはしてないけどね。
あ、ちなみに…警察いっちゃうとさ
ダンナに迎え来てもらわなきゃ
ならなくなるから。余計避けたいんだな。
だから…その件は
改めて、ごめんなさい』
マリアが恥ずかしそうに
少し舌を出して
俺にまた頭を下げてきた。
なるほどな。
逆サバしてくんだよ?アレ?(苦笑)』
『んふ……キミみたいに
〃はいはい、で?ホントは?〃
って言う人がいるからでしょぉ?』
『・・・?』
『高めに言って、下げてって
なるべく早く実年齢に辿り着いて
もらうの。』
『なるほど?』
『言っても言っても信じなくて
証明書みて
〃えっ?こんな年とってるの?〃
とかさ・・・アレ。口に出す?(笑)
地味に傷つくんだから』
『・・・』
『警察とか、散々あった。
夜にちょっとコンビニ行っただけで
身分証ないとすぐ連れていかれたり
参っちゃったもんだよ』
『マジか・・・』
でも、俺も例外じゃないっていう(苦笑)
『私は・・・残念ながら
あんま良い思いしてないかも(苦笑)
まぁ、人それぞれ…だよ。
でも、みんな平等に年取ってくし?
いずれ気にならなくなると思うから
言うほど気にしたりはしてないけどね。
あ、ちなみに…警察いっちゃうとさ
ダンナに迎え来てもらわなきゃ
ならなくなるから。余計避けたいんだな。
だから…その件は
改めて、ごめんなさい』
マリアが恥ずかしそうに
少し舌を出して
俺にまた頭を下げてきた。
なるほどな。
