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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第2章 家出・・・デスカ??

うんざりしつつも

ちょっとしてやったりな(?)気持ちで

俺はそいつの手を引いた。





さっさと送り届けて・・・

俺も帰らせてもらうぜ?





と・・・




ところが・・・






『・・・~~おい』

『っっ・・・いやだ・・はなし・・て』





家出娘…

さっきより更に抵抗するではないか?

警察に行くって言ったからか?

おいおい・・・

警察に行かれたらマズイってか?

ホンモノじゃねぇかよ。







『コラ・・・』


『いい加減に…してよっ…』






こっちのセリフだっつーの・・・。






『いつまでもダダこねてないで…
早く・・・来なさい』


『はなしてっ・・・いやだ!はなせっ!
この痴漢っ・・・』









んなっ・・・?!



ついに



てか、本当に


痴漢呼ばわりしやがった


こんのガキぃ~~~っ!!?








『ほぉ~?・・・そういうことなら
こっちにも考えがあるぞぉ?』








ないんだけどね・・・(笑)








なんか俺

躍起になって

家出娘を補導しようとしてた。

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