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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第11章 そういうの・・・碧いよ

『よく・・・ない。
ゆぅちゃんを巻き込まないって
私は言った。…約束した』




『俺はした覚えねぇけど?(笑)』











『ゆぅちゃんの…人生を
不幸にしたくない』






『なんで不幸になるって
決めつけんだよ?』











『いつに…なるかわかんないし』






『~長期戦は覚悟かもなっ?

お前の元ダンナ・・・あ、まだダンナか

変人そうだし?(笑)しつこそうだからな♪』






『・・・。笑えないし…』









『ふふっ・・・たまには
フザケてでもいねぇと
やってらんねぇだろ?人生なんてさ』









『私・・・上手くいっても…

私、運良くて・・・バツイチ』







『それこそ〃世間体〃ってやつだ?

そのへんは俺らが良ければ
それで良い…。

おあいにく様、俺は
良いとこの坊っちゃんでも
なんでもねぇから(笑)

てか今時珍しくもねぇから
俺的にはどうでも良い』









『私・・・年上』









『ケッ(笑)少しくらい早く生まれたからって
オトナぶってんじゃねぇーよ(笑)♪

仮に10歳年上でもよ…考えてみ?

60~70・・・80、90の
ジジババなったら

同じようなモンだろーが(笑)』








『いつ…自由になるかわかんないし

気付いたら…私、おばあちゃんで

赤ちゃんだって
産めなくなってるかもしれないよ?』







『そしたら…子どもに注ぐ分の愛情を

お互いだったり・・・
周りの人らに注いで

楽しく…幸せに生きたらいい』







『っっ…~~~っ』





『ふふ・・・ネタ切れか?マリア(笑)』



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