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『…ｸｽ。ホラ・・・マリア？

こっちむいてみ？』



『～～～…っ・・・』





振り向いた・・・振り向かせたマリアは

顔中が涙でぐしゃぐしゃだった。






『ふふっ・・・ちっちゃい子みたいだな(笑)』







俺はマリアの

水びたし(笑)の顔を何度も拭う。






『ホラ…もう泣かないの(笑)』


『～～～っ…ぅっ…泣いて、なぃ』




どの口が言うか(笑)





『ほ～ら♪マリアは年上の
〃お姉さん〃なんだろ？(笑)
泣くな♪…』




『バカ…ぁ。・・・。っ・・・。・・・』









『あっ…マリア～～～…お前
人の服に鼻水つけやがったな(笑)』






俺が強引に抱きしめたからだが(笑)






『っ…ぅ…。！？…ご、ごめんなさい』






『～～～♪』



『ごめん・・・』







『ﾌﾌﾝ・・・(笑)落ち着いた？』







『ぇ・・・？』








『気が済んだか？マリア・・・♪』







『ゆぅちゃん・・・』













ようやく泣き止んだマリアと

きつく

きつく・・・抱きしめ合う。








『マリア・・・』







目が合うと

俺はマリアを抱きしめたまま
キスをした。







現実の見えていない



後先も考えれてない・・・



碧いガキの…



浅はかで、バカな行動かもしれないけど




俺は・・・




やっぱり、すごく





嬉しかった。




















マリアにキスをする・・・



何度も・・・何度も口づける。




眠ってるマリアにじゃなくて・・・




今は・・・




まっすぐに
俺の方を見ているマリアに・・・