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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~

第12章 戻れない道・・・


ボ~~~・・・。



マリアの家を出て
自宅に向かう道も


自宅から会社に向かう道も



俺はしばらく

脳内犯され状態だったワケ・・・。




いや~~~・・・アレは

やられるだろ?




〃『いってらっしゃい』〃



・・・とかよ。





ちょっと微妙に…ニコッとしてさ



あ、…マリア本人は

多分〃フツー〃に言っただけなんだぜ?

「おはよう」って言うような感覚でな。





でもさ

単純な俺はさ…

不意討ちっつーか

完全に脳天ブチぬかれたなアレに(笑)




なんつぅのかな?

なんて表現したらいんだろ…


作り笑いじゃ出来ない…
元々の唇のカタチっつぅか

たまに、いねぇ?
そういう顔の女の子さ


(知らねぇっての(苦笑))




あ~…ほら、アレだよ

ちと笑うとさ
唇が…口角か?



口角が…~クイっ、っていうか

ウィっ、てなる女の子?




わかりにくい?…まぁいーか

俺がわかるから(笑)



なんかマリアは、言ったらそんな感じ

ふとした瞬間にさ
そんな顔して笑うんだ。





そんなこんなで

なんとも清々しい朝を迎えたぜ。


(寝坊してるけど…)






あとは遅刻しなきゃ

より清々しい月曜日を
迎えられるってワケだ♪






満員電車、なんのこの~




急ぐぜ…♪



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