かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第2章 家出・・・デスカ??
なんか拍子抜けして…じゃないけど
靴を履く女の子を見ていた。
履く・・・って言うより
靴に〃入ってる〃って感じか?
ブカブカ過ぎる靴にコート・・・
笑うまい・・・(笑)
『行こうか・・・?』
ようやく歩き出そうとすれば……
ドテっ・・・。
そいつ、ズッコケちまうしさ・・・
さすがに靴がデカすぎて
歩けないみたいだ。
『・・・大丈夫?』
『ん・・・。ごめんなさい』
女の子が靴を揃えて返してきた。
やれやれ・・・
おぶってやろうと再び背を向ける……
〃ううん〃・・・
だそうだ。
あんま刺激したくねぇから
てか寒すぎ・・・帰りたい。
なるべく深く突っ込まず
とりあえず歩いた。
『・・・くつ』
『ん?…あぁ、いいよ』
なぜか俺もそのまま靴は履かずに(笑)
手に持ってプラプラと
歩く羽目に。
酔ってるから?
酔いなんか
とっくに覚めちまったっつーのバカ。
とんだ修羅場だぜ。
ジャリジャリ・・・
足の裏イテーしよ・・・
靴、履けばいいんだけどさ
俺、靴下履いてるけど地面
イテーぞ?
隣を歩く女・・・裸足だし・・・
コイツ・・・どんくらい
痛いんだろうな?
とか・・・多分思って
ま、だから何ってこと
ないんだけどさ
『あと5分もかかんないから・・・頑張れ』
なんか励ましてるし俺・・・
とにかくその子を連れて
家を目指して歩いた。
靴を履く女の子を見ていた。
履く・・・って言うより
靴に〃入ってる〃って感じか?
ブカブカ過ぎる靴にコート・・・
笑うまい・・・(笑)
『行こうか・・・?』
ようやく歩き出そうとすれば……
ドテっ・・・。
そいつ、ズッコケちまうしさ・・・
さすがに靴がデカすぎて
歩けないみたいだ。
『・・・大丈夫?』
『ん・・・。ごめんなさい』
女の子が靴を揃えて返してきた。
やれやれ・・・
おぶってやろうと再び背を向ける……
〃ううん〃・・・
だそうだ。
あんま刺激したくねぇから
てか寒すぎ・・・帰りたい。
なるべく深く突っ込まず
とりあえず歩いた。
『・・・くつ』
『ん?…あぁ、いいよ』
なぜか俺もそのまま靴は履かずに(笑)
手に持ってプラプラと
歩く羽目に。
酔ってるから?
酔いなんか
とっくに覚めちまったっつーのバカ。
とんだ修羅場だぜ。
ジャリジャリ・・・
足の裏イテーしよ・・・
靴、履けばいいんだけどさ
俺、靴下履いてるけど地面
イテーぞ?
隣を歩く女・・・裸足だし・・・
コイツ・・・どんくらい
痛いんだろうな?
とか・・・多分思って
ま、だから何ってこと
ないんだけどさ
『あと5分もかかんないから・・・頑張れ』
なんか励ましてるし俺・・・
とにかくその子を連れて
家を目指して歩いた。