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光と愛の乙女詩集

第143章 二人の私

夕暮れの公園の中
考え込むのは未来のこと

大丈夫だよ
太陽が私を照らす
けれど、もう一人の私が否定してしまう

光と影
あなたはだぁれ?

「大丈夫 大丈夫」
精一杯の強がりを彼にした
けれど、本当はね……

女の子は強がってしまうことがあるの
泣きそうなのを我慢して
そっと目を閉じた

光と影
私とあたし
いったいどっちが本物で
どっちが偽物なの?

ううん、きっと両方同じ自分なんだ

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