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光と愛の乙女詩集

第63章 1.17~祈り~

また今年もやってきた
そうこの日が

たくさんの人が涙し
たくさんの魂が失われたこの日が

私はあるプロジェクトに参加した
“生きろ”
その一言を掲げたプロジェクト

紙に墨の黒一色で一言

“生きろ”

大きくダイナミックに私は書いた

どんなに辛くても苦しくても

止まない雨はない
明けない夜はない

傷ついた人
悲しんだ人に

晴れがきますように
朝がきますように

いつか笑えると
信じて
生きて下さい

それが小さな私にできる
一つの祈り

その小さな祈りを皆が持ち
広がると

それはいつか大きな祈りに変わりゆく──

1.17

私は毎年思いおこし
祈りを捧げる

祈りの輪がどうか
少しでも広がることを
私は願おう

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