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光と愛の乙女詩集

第66章 花火~大嫌い大好き~

あなたと行くはずだった花火大会

浴衣を着て今 一人で見ている

空に舞い散った花火は切なくて
散った後に濁る空は私みたい

何もかもうまくいかない自分が腹立たしい

あなたのおかげで好きになった自分
また嫌いになったよ

花火は音をたて打ち上がり
一瞬の綺麗さの後に散る

大好きなあなた
大嫌いな私

大嫌いなのに大好きな花火

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