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光と愛の乙女詩集

第67章 花火~あの夏の日~

一緒に見に行った花火

とびきり輝いてた花火

はしゃぎすぎて
帰り乗り遅れた終電

財布ひっくり返しタクシー代出し合った

タクシー降りて残った少しのお金

二人でコンビニで買った少しの線香花火

線香花火に願い事をした

“ずっと一緒にいれますように”

怒られたけど楽しかったあの花火大会の日

線香花火



ねぇ……

今 あなたはこの空の続く場所にいますか?

あの日のこと忘れないよ

あなたが今───


傍にいなくても

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