同窓会 SN
第82章 依存2 翔
「お前な・・・」
「今日の残業手当・・・カラダで払って欲しいんだろ?」
にやっと笑いかけると赤くなって言葉に詰まっている様子。
「そ・・・っ、」
「さ、帰ろうぜ。まあ、これはアペタイザーに過ぎないから、メインディッシュはうちに帰ってからの お・た・の・し・み♡」
「・・・・・・」
メインディッシュ、って・・・と 思いながらも、
ここでごちゃごちゃ言うと この上何されるかわかったもんじゃない、
とか考えてるんだろ?
それは是非 ご期待に応えなければ・・・
俺は密かににやけながら、用の終わった階段を離れ、
和也を伴って一階下のエレベーターホールの方へと歩き出した。