
同窓会 SN
第84章 依存4 翔
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くたくたになってる和也にせめてもの気遣いを、と荷物を全部持って部屋まで上がる。
「あー重かった・・・誰かさんが使い物にならないせいで重労働だよ・・・」
「・・・お前なぁ・・・」
呆れ返った目で俺を睨みつけるけど それ以上の反撃はなかった
この手の話題で俺に勝てないことを知ってる和也
よしよし、学習機能はちゃんと働いてるようだな。
「腹減ったなー、遅くなっちゃった・・・」
「もうすぐ0時?ホントだ、いつの間に・・・」
「お前があんあん言ってる間に・・・イテッ!」
例によって例のごとく 真っ赤になった和也にどつかれる
