テキストサイズ

同窓会 SN

第85章 依存5 和也



「子供みたいだな」

くすくす笑いながら 翔が隣に入ってくるのも半分夢心地で
それと意識しないで、翔の胸に身体を寄せる

背中に廻される腕が心地いい


「和也・・・俺さ・・・毎日、お前とこうしていたいよ・・・」

額に唇をあてながら翔が囁いた言葉

耳には聞こえていても、意味を理解する脳までの回路は もう遮断されていたみたいだ
返事を返すどころか、その言葉について考える事もないままに 
俺は完全に眠りに落ちていた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ