テキストサイズ

同窓会 SN

第8章 謎解きはランチの後で2 翔


2-2

ちょっとした沈黙の後


「はーっ...マジかよぉ?ほとんどバレてんじゃん...。おっそろしーなぁ...女子連中のネットワークって。」

和也は大きなため息をつきながら そう言った。


「えっ?これって...マジ話なの?」

「そ、マジ話。けど担当課の奴ら 社長にサプライズ掛けるんだって頑張ったんだから知らないフリしてやってくれよ?今日 終業後に新しい企画書とプレゼンの内容報告してクライアントからの仮契約書を渡すってゆー計画なんだわ。」

「お前と お前の課も協力したってのもマジなのか?」

「うーん...俺が動いたとか動かしたってのは違うかな?お前と お前の社員っていうか会社がさ 俺を動かしたんだから。」

「俺の会社が?」




その意味が 読めないでいる俺に 和也は ゆっくり いきさつを話してくれた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ