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同窓会 SN

第86章 依存6 翔



俺の言葉には耳を貸さず、
ひらひらと手を振りながら出て行ってしまう堤さん。

チクショー、何かわからないうちにまた俺 助けられちゃった?
あのおっさんに借りだなんて・・・恐ろしい!


心の中で、頭を抱えて「Oh my God ! 」と叫ぶ俺がいた





「翔・・・?・・・どうする?帰る?」
「あ、いや・・・お前さえ良ければ もう少し呑みたいんだけど・・・
でも、店変えようか・・・俺、なんか恥ずかしいこと口走っちゃったから・・・」

「ん・・・じゃあお勘定してもらおう」
「あ、待って・・・俺が飲み食いした分だから ちゃんと俺が払うから・・・」

財布を出しかけた和也を抑えてチェックを頼むと、
何と もう堤さんが会計を済ませているという。

「ええぇ~・・・」


俺は今度こそマジで 頭を抱えてその場に座り込んでしまった。




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