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同窓会 SN

第86章 依存6 翔


6-3

思いがけない言葉にギョッとして 堤さんの視線の先を見れば、
俺の斜め後ろに 困ったような顔をして立っている和也。


「え?・・・えぇっ?・・・何で・・・?」
「・・・堤さんから、翔が酔いつぶれてるから迎えに来てくれってメールもらって・・・」

「へ?俺?」
「・・・どうもね、老婆心って言うのか・・・ついお節介したくなるんですよね・・・
櫻井さん、これは貸しにしときますよ」

「え?あ、ちょっと・・・」
「それじゃごゆっくり」

「いや、あの・・・」




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