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「横浜支社に...ってのは どこから？」

「あー...ソレね、ソレは俺の働いてたトコの唯一のでかいクライアントだったってオチ。
前のトコってさ 経営はデタラメだったけど 質の高い仕事を提供してたから 実はそん時の仕事を 評価してくれてて失業した時に来ないか？って声掛けてもらってた。
でも 他に女房・子ども抱えた奴らがいたから 俺だけって気分にはなれなくって...結局は断ったんだ...。
んで資料みてる時に　会社の名前は違ってっけどロゴマークが本社と一緒なのに気付いて 扱う仕事が同じなんじゃねえかな？って思って『見て欲しい』って連絡入れたらさ ふたつ返事だった。
なんかアレって本社と競合の仕事だったらしくて コンペかけるはずの予算とかも 回せるって条件も上げてくれて『WIN WIN』な関係になれそうだって喜んでもらえたんだ...俺も すっげぇ気持ちよかった（笑）。」

「和也...。」

「俺...お前も お前の会社もホント好きだわ。誘ってくれたのマジで感謝してる...。翔...ありがとな。」