同窓会 SN
第88章 依存8 翔
「そんな顔するなよ・・・大丈夫、すぐ治るから」
「ほんと・・・?」
「あぁ。それより飯作るよ、こんなに早いと思ってなかったから まだ何もしてないんだ」
「え、俺がやるからいいよ。てか買い物してこないと・・・俺、何も買わずにまっすぐ帰ってきちゃった。あ、それよりどっか食べに行く?」
「来るとき買い物はしてきたから。お前とここで食べる方がいいな」
「・・・うん・・・俺も・・・」
今度は俺の火傷した腕に触らないように気を付けて
和也がそっと優しく俺を抱き寄せる。
ふんわりとした仕草と 背中を包み込んでくれる腕が気持ちいい