同窓会 SN
第95章 決意7 和也
目の前の翔が 弱々しく微笑む
「そんな顔するなよ・・・俺はいつまでも待つから・・・」
「・・・ごめん・・・」
「今日は帰るよ、あんまり眠ってないから 帰っておとなしく寝ることにする」
「え・・・泊まっていかない、の・・・」
「・・・今、お前の傍にいたら、絶対我慢できないからな、俺、意志が弱いから」
「我慢・・・しなくちゃいけない?」
「今ヤっちゃったら・・・きっと俺熱くなって お前のこと抱きながら泣き落としかけたりしそうだろ?ほら、そういうのって・・・なんていうか狡い感じだから」
「・・・・・・」
「な?だから今日は・・・」
「・・・わかった・・・じゃあ・・・下まで送る」
「え?いいよそんなの」
「送りたいんだ・・・勝手だけど・・・少しでも一緒にいたいから・・」
「・・・ありがと・・・」