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同窓会 SN

第95章 決意7 和也



翔が俺を抱き寄せる。
暫く力を込めて俺を抱きしめた後に 唇に軽く口づけた

「これ以上するとほんとに帰れなくなるからな」


地下の駐車場まで一緒に降り、車で帰る翔を見送った。


「じゃあな、明日会社で」
「・・・おやすみ」


赤いテールランプがゆっくりと遠ざかって行く。

車が駐車場を出て、完全に見えなくなるまで・・・、
俺はその場に立ち尽くしていた。


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