同窓会 SN
第95章 決意7 和也
そして 次の日からも今までと変わりない日々が続いた。
火曜日には 翔とあおいさんの3人で昼飯を食い、
今日は翔がウチに来てくれた。
・・・今までと何も変わらない。
何も変わってない・・・
何も失ってないはずなのに・・・
俺の胸の中には ぽっかり穴があいたみたいだ。
総務の仕事にも目配りするようになった翔は
以前よりもっと忙しくなって
毎日遅くまで会社に残っているらしい。
「最近・・・遅いの?」
「仮にも主任を辞めさせたからな・・・総務の仕事って多岐にわたって細々とあるから
なかなか大変だよ・・・早くいい人材探さないと・・・」