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同窓会 SN

第95章 決意7 和也



玄関をロックして部屋に戻ると携帯に着信。
・・・母親からだ。


「・・・もしもし」
「和?今いい?」

「うん、・・・何?どうかした?」
「ううん、特に用はないけど 最近顔見せないから元気かな、と思って・・・」

「あぁ、元気だよ、ちょっと忙しかっただけ。近いうち顔出すよ」
「そう?それならいいけど・・・」


この絶妙なタイミングは母親の第六感ってヤツか?
やりきれない想いを抱えた今の俺に
心配してくれる気持ちが染みる




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