同窓会 SN
第96章 決意8 翔
勿論 下着だってパジャマだって何だって貸してやるし、もしも休み中いてくれる気あるなら 月曜日はワイシャツもネクタイも どれでも使えばいいよ
なんなら このまま今日からここに住めばいい
喜びが 一気に身体の中から湧いてくる。
ホント単純な俺。
でも今、やっと
本当に お前を俺のものに出来た気がするんだ・・・
そう言ったらお前は
「俺はモノじゃねーぞ」
なんてぶつぶつ言うんだろうか
でもそんな風に文句を言うところも見てみたい。
耳まで赤くなって 怒ったふりをする可愛いお前を
だけど 俺の予想はまたも外れた
「バカ・・・俺は最初っからお前のモノだっただろ・・・」
その一言で完全にノックアウトされた俺は、
和也を道連れに ばったりベッドに倒れ込んだ。
END(第14部に続きます)