同窓会 SN
第98章 甘い生活2 翔
「お前、そういうこと嫌いだろ?いいよ、俺んちは・・・黙っておいても大丈夫だから」
「そりゃ、得意じゃないけど・・・うちの親には言って お前んちには内緒にしとくっていうのは良くないだろ。後からお前んちのお父さんとお母さんが知ったら どう思われるか・・・」
「うーん・・・でもなぁ・・・うちはそう簡単に認めてくれるとは思えないから お前に嫌な思いさせることになるかも。・・・やっぱりやめよう」
「認めてくれそうだから打ち明けよう、なんて思ってないよ。そうじゃなくて、やっぱり俺だって翔のご両親に対してケジメって言うか・・・誠意を尽くしたいじゃん・・・」
「和也・・・」
ここで不覚にもグッと来て しばらく言葉に詰まってしまった俺