同窓会 SN
第98章 甘い生活2 翔
コーヒーを淹れる腕前を褒められたのが そんなに嬉しいのか?
いやいや、これは 俺とのいちゃこら会話が楽しくて にやけてるのに違いない
俺は 和也の笑顔を勝手に変換し、愛されてる実感の中で 幸せを噛み締めていた
あまりにもニヤニヤしすぎて 和也に
「今のお前、キモいんだけど・・・」
なんて ひっどい言われ様をしたけど、
そんなことを言われても 俺の笑顔に一点の翳りも出ない
我ながら驚きだけど、
俺を幸せにするのには 和也の笑顔一つあればコト足りるらしい
一円もかからないんだゾ?
全く・・・我ながら、安上がりな幸せ者だよな