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同窓会 SN

第10章 ボジョレーヌーヴォー1 和也


1-4

「どうって・・・ま、美人、てゆーか可愛いタイプだな。もちろん頭もいいし、気も利くし・・・有能な秘書だよ?彼女がどうかした?」
「いや。なんかさ、今日うちの課と隣の課との合同の忘年会になってたんだけど、なぜかそこにあおいさんもいてさ…」

「ああ、お前の課に真希ちゃんって子いるだろ?歳は違うけどあの子と同期入社で仲いいから、真希ちゃんに誘われたんじゃないの?」
「あ、やっぱりそうなんだ。二人一緒にいたもんな」

「なに?お前、あおいさんがタイプなのか?それとも向こうからモーションあったとか?」
「お前な~、冗談でもそーゆーこと言うなよ。別にそんなんじゃねぇよ」


明るくからかう声・・・
あおいさんは翔の事を好きなんだと思ったけど、翔は気づいて無いのかな


確かに。
仕事に関しては細やかでも、そういう方面には鈍感力を発揮しそうだもんなぁ


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