同窓会 SN
第100章 甘い生活4 翔
思えば、コイツは 昔からいつも他人との距離を測り、親しげな笑顔を見せていても その心の内までは決して晒さない一面があった。
最近では 少しずつその殻を破りつつある気配があるものの、
俺とのこの関係を隠さないといけないこともあって やはり他人に心を許すには程遠い状態だ
でも俺にだけは違う
俺だけが知ってるコイツの素顔
感じのいい笑顔だけじゃなく、仕事に対する厳しい一面に加えて、拗ねたり甘えたり 時には泣いたり怒ったり・・・
そしてベッドの中で見せるこの可愛さ、妖艶さ
知れば知るほど深みに嵌って行く
それが心地よくてクセになる
「・・ぁ・・・っ・・・」
華奢なカラダの奥深くまで自分自身を潜り込ませながら 俺は幸せに身震いした