同窓会 SN
第101章 甘い生活5 和也
松山くんは 去年途中入社してきた営業マンで、
東北地方の出身らしく 訛りが残ってるのを少し気にしてるみたいだけど、
俺から見ると そういう朴訥としたとこが また魅力になってると思う
取引先に一緒に出向いたことも何度かあるけど、優しい人柄とその話し方で場を癒してるし、仕事の方も熱心だ
「でも今回のは自信あります」
「うん、松ちゃんの目の付け所はいいと思うよ、さすが現場の生の声を聞いてる営業マンのアイディアだなぁ、って思った」
「本当ですか、憧れの二宮さんにそう言ってもらえると嬉しいです」
ストレートに褒められて いやいや、そんなこと・・・なんてちょっと照れたりした・・・
でも、他のみんなも俺たちの案をいいね、と褒めてくれたりして・・・
朝の憂鬱はすっかり吹き飛び、午後からも気持ちよく仕事に精を出すことが出来た