同窓会 SN
第101章 甘い生活5 和也
「誕生日おめでとう」
「ありがとう、なんか照れるな」
白ワインみたいにいい香りのする食前酒で乾杯する。
勿体つけるのは好きじゃないし、俺自身 早く翔に見てもらいたくてワクワクしてる
簡単にラッピングしてもらった小さな包を 早速翔に渡すことにする
「誕生日プレゼントなんだけど・・・出来れば長く使える物を、と思って・・・。ハイ、これ・・・」
「ありがと・・・なんだろ、開けていい?」
「うん」
「時計だ・・・え?これ、パテックフィリップじゃないか・・・嘘だろ?」
「・・・気にいった?」
「それは勿論・・・だけどお前・・・」
「・・・30歳の記念だから・・・」