同窓会 SN
第102章 甘い生活6 翔
せっかくだから 出来るだけいつも身に付けていたい、と思いながらも
さすがに普段使いには勿体無い気もする
気を付けていても、絶対 傷も汚れも付いてしまうからな
だけど 結局は毎日付けることを約束した
それを和也が強く望んでくれたからだ
「傷なんか気にせず 普通にガンガン使ってくれた方が嬉しいよ」と
そう言ってくれるなら 遠慮なくガンガン使わせてもらって、
さりげなく人前で時間を確かめるフリして チラ見せしてしまおう、
その価値は これみよがしに自慢しなくても きっとわかる人にはわかるんだろうな
という想像は 俺をハイにさせる