同窓会 SN
第102章 甘い生活6 翔
「だってお前は別に悪くないだろ」
「そうだけど・・・お前なら言えるの?“やめろ”って」
「当たり前だろ、ドスを効かせた低い声で“やめろ、この変態”って周りに聞こえるように言ってやる」
「・・・俺、言えねぇ・・・いや、お前だっていざとなったら躊躇するって・・・」
「ありえない・・・それともお前まさか触られて悦んでるんじゃないよな?」
「バカ!俺はそんな欲求不満じゃねーよ!」
「確かに。お前の欲求は俺が十分に満たしてやってるはずだからな」
「十二分にだ、つーの」
あ、この目。俺のこと呆れてるな・・・と、思ったら
「じゃあ、試してみようぜ」と和也が俺の手を引いた