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同窓会 SN

第103章 甘い生活7 和也



「ごめん・・・さっきの取り消し。お前と一緒ならどこでもいいのは俺も同じだからな。俺のせいでお前の楽しみが減るのは嫌だよ、お前が俺を連れて行きたい場所なら アンコールワットでもイスタンブールでもどこでも行くよ」
「和也・・・・・・」

ここで 翔が感極まった感じで俺を見つめ、腕を引っ張りギュッと抱きしめて来た

これがTVドラマか何かで 俺が視聴者なら、翔が俺の背中に手を回しながら密かに“やったね”と言わんばかりに にやりと笑ったところが見られたんだろうけど、
それを俺が知るのはずっと後になって

「実はあの時さ・・・」と翔が白状してからのことになる
 


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