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同窓会 SN

第104章 家族1 和也


1-2

翔の言葉通り、
お父さんは 出馬する意向はない、
と ハッキリ口にしたらしいけれど 
周囲はなかなか諦めず、ついにある日のWSで出馬についてのインタビュー風景が映し出される


温厚そうな瞳
理知的な額、
話す時のしぐさも、どことなく翔に似てて

あぁ、翔のお父さんだ・・・って嬉しくなる俺は 彼女か?オンナノコか?


仕事を終え、先にマンションに戻った俺は 翔のために簡単な料理を作る

それは本当に簡単な、肉と野菜を切って炒めたものに市販の「○○の素」を合わせる程度のものなんだけど 翔は何でも旨い旨いって喜んで食べてくれるので

何だか少しずつ自炊する回数も増えてきた今日この頃だ



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