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同窓会 SN

第104章 家族1 和也



だけど、もしかしたら 俺がこれまで あんまり心配したり悩んだりせずに生きて来たのは それだけ自分の人生にちゃんと向き合って 将来の事を真面目に考える、ということをして来なかったせいなのかも知れない

だとしたら 今こんなにあれこれ考えてしまうのは
翔との事を 心から真剣に考えてるから、ってことで


そう思うと これも悪い事ばかりじゃないのかな、って気もする

それに、俺には翔がついていてくれる
俺が少しぐらいネガティブになってじたばたしたって
翔は俺の事をよく見て ここ、って言うところでぐいっと引き上げてくれる
という絶対的な信頼は揺るがない

今はとにかく素直になって 思う事を吐き出してみるのもいいかも知れないな


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