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同窓会 SN

第105章 家族2 翔



俺としては 受け狙いで言ったつもりは
無かったんだけど
和也はツボにはまったらしく 
しばらく笑いが止まらない様子

どんな絵面を想像したのか 
考えるのはやめておくけど

いいよ・・・そうやって笑ってろ


俺の前では喜怒哀楽、取り繕うことのない 
素の感情を見せてほしい。
・・・なんて言ったら 即刻天邪鬼発動するのは目に見えてるから言わないけどな


「そんな嬉しい?ご希望とあらば三つ指ついて
“お帰りなさい、ご飯?お風呂?それともア・タ・シ?”なんて言っちゃうけど?」
「やめろって~」

本格的にツボにハマったらしく、
涙を浮かべてヒーヒー笑い転げてる和也のことも 
可愛いと思ってしまう俺


・・・重症だな




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