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同窓会 SN

第106章 家族3 和也


3-2

悩む俺をよそに 翔はテキパキと話を進めたみたいで

「今週の土曜日、昼過ぎに実家に行くことにしたんだけど いい?」

え?
土曜日、って明後日?
え?
実家、って翔の実家のこと?(当たり前か)


「無理無理無理無理・・・」
「ん?都合悪い?何かあったっけ」

「いや、何もないけど色々とハードル高すぎて・・・」
「大丈夫、お前が飯は喉を通らないって言うからお茶だけでいい、って言っといた。
気楽に行こうぜ」

「それはありがたいけど それ以前に敷居が高すぎて・・・“気楽に”なんて無理に決まってんだろ」
「なんだよ、うちになら高校の時にも来たことあるだろ」

「あの時と今では、・・・ってお前わかっててわざと言ってんだろ」



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