テキストサイズ

同窓会 SN

第108章 家族5 和也


5-2

程なく全社員に一斉メールが届いて、
社内にいるヤツは 全員第一会議室へ集まる様に指示が出た

全員が座るのは無理だけど とりあえず部屋に入ることは可能で
言葉少なに、でも何となくざわついた雰囲気で 何十人かの人間が一堂に会した

俺は最後の方に入り、出入り口に近いところでみんなの背中を見つめる
翔は最初から一番奥にいて、みんなが集まったところで口を開いた


「忙しいのに仕事中に召集掛けてごめん。今朝FAX送信されてきた文書について
みんなが気になってると思うので簡単に説明しようと思う。
俺が二宮と恋愛関係にあって同棲中と言うのは・・・」

みんなが固唾を呑んで次の言葉を待つ



ストーリーメニュー

TOPTOPへ