同窓会 SN
第108章 家族5 和也
「事実です」
あぁ、ホントに言っちゃったよ
予期していても少なからず顔がこわばる
その瞬間、会議室がざわっと震えた
ヤローどもは ハッと顔を上げ、
女子社員は えっ、と息を飲んだり 小さな悲鳴をあげたり。
「個人的な事だから敢えて言わなかったけど、俺の中で悪いことをしているという意識はない。それに 俺自身は、仕事の上で二宮を厚遇してないつもりだけど、それに対して反論がある人は 後で直接言いに来て欲しい。
・・・俺からは これ以上この事について釈明するつもりは無いけど、
今ここで他に訊きたいことがあれば 挙手してくれ」