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同窓会 SN

第110章 家族7 和也



そして・・・
だからこそやっぱり 
隣にいるのが 俺なんかじゃマズイんじゃないか、って思ってしまう

そんな事を言ったら 翔は本気で怒るけど
それは真実だと思うんだ


今、翔に足りないものがあるとしたら
それは 内助の功で翔を支える奥さんと 翔の優秀な血を引いた子供だろう

言うまでもなく、その役目は俺には勤まらない


それでもいい、そんなことは考えるな、と言ってくれた翔に
ここまで甘えて来たけど
こういう事がある度に 胸の奥から疑念が湧いてくる



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