テキストサイズ

同窓会 SN

第110章 家族7 和也



「本当にこれでいいのか?」
「俺は翔に相応しい人間なのか?」
「俺が居なかったら、翔の未来はもっと輝くものになるんじゃないのか?」


こんな気持ちを抱えたままじゃ この先も一緒にいるのなんて無理だ
コトあるごとにぐらぐらする俺は
いつか 翔にとって支えきれない程の負担になるかも知れない


それでもきっと 翔は俺の事を見捨てたりしないだろうから
その時には二人して共倒れだ

そうなってからじゃ遅いんだ



ストーリーメニュー

TOPTOPへ