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同窓会 SN

第113章 永遠3 翔



先方に電話して約束を1時間ずらせないかな、なんて考えが頭を掠めたけど、

だめだ、数社を効率的に回れるように
きっちりスケジューリングしたんだった。
遅れは5分以内じゃないと。


「夜また連絡するから・・・じゃあ、行ってくるよ」
「うん、行ってらっしゃい」


何度繰り返しても これでよし、とはならないけど
仕方ない、最後にぎゅっと和也を抱きしめて

「行ってきます」


笑顔で手を振り、俺はドアを閉めた


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