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同窓会 SN

第114章 永遠4 和也



今そんな事を言っても 翔は聞く耳持たないだろうから
言わないし、俺も考えないようにするつもりだけど



翔がよく口にする「困難な事こそ有言実行」
そうだ、言葉にすることで、自分自身にも 弱気になるなと言い聞かせるんだ


「俺、きっと帰って来るから。
そしたら・・・もう永遠に離れない。
俺が翔を幸せにするから」




きっと翔に届くはずだと 小さく囁いて


翔に触れることなく



俺はドアを閉めた







END(第17部に続きます)





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