同窓会 SN
第114章 永遠4 和也
ぬくぬくした心地よさの中 腑抜けてるだけじゃダメなんだ
今度は俺が翔を守るから
強く逞しくなって 翔を守れる力をつけたい
その自信が持てないうちは ここへは戻らない覚悟だ
そして、もしもそれが不可能だと悟った時には
翔とは完全に決別する
その時には 俺の事を忘れて できれば 他の誰か・・・
男じゃなくて 女性と付き合ってもらいたい、と思うのは俺の我儘かな
翔が俺以外の誰かを選ぶのなら
それが男でも女でも、どっちだって辛くて悲しいのは同じなんだけど
結婚へと繋がる女性の方が 俺も諦めがつく気がするから