同窓会 SN
第115章 熱愛1 翔
「じゃあ、その女性とは そこに書いてあるような“真剣交際”や
“結婚秒読み”というのは事実じゃないって事だな?」
「ったりまえだろ!俺はそんな浮気性じゃない!」
「だが、和也君はその記事を信じたんだ。それはお前にも責任があると思わないか?」
「・・・・・・」
確かに・・・
「翔がこんなことする筈ない」って 和也が笑い飛ばすことが出来なかったのは
俺にも責任があるのかも知れない
だけど、
だけど、
何で信じてくれないんだよ
俺はいつだって120%の愛を伝えてきたつもりだったのに・・・
それでもまだ足りなかったのか?
お前の不安を埋める事は出来なかったって事?